『将来の夢は××くんのおよめさんになること』
そう書いてある手紙が大事そうに箱の中に入っていた。
タイムカプセル。
××さんと一緒に埋めた。
「3年後、二人で開けよう」そういったのに。
貴方はすごく遠いところに行ってしまった。
もう会えないのかな。
そう思うと目からは涙があふれてくる。
変に熱い涙だった。
(違う。私が冷たいんだ)
夏が終わり、少し肌寒い。しかも、雨まで降っている。
でも、今はその寒さもちょうどよかった。
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