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気づいた時にはもう、お昼休みになっていた

「桜木君、もうお昼休みだよ?」

そう言うと
優しく微笑んで

「まだ、真結ちゃんとここにいるよ」

そう言って
私の手を握った



「俺には心開ける?」
「ん。どうだろね」
「今はまだ無理しなくていい。でも、いつかは、俺に心開けれればいい」
「うん…」

優しく微笑む桜木君を見ていたら心の扉が少しずつ開いていく気がした



「真結!!!アンタ大丈夫?」
結衣ちゃんが心配そうに来た
「って桜木?」
「あぁ」
「アンタ、真結に手ぇ出してないよな?コラ」

結衣が桜木君の胸ぐらを掴んでいるが
桜木君はケラケラ笑っている

「出してねぇよ」
「ほんとかぁ?」
メンチきっているようにも見える

桜木君はまだ離さないように
優しく私の手を握っている




だが、この2人の仲は…

そこで思った
「2人は幼なじみなの?」
もちろん、桜木君と結衣の事