「美麗〜遅刻するわよ〜」

階段の下から聞こえた


お母さんの声


「ん〜眠たい…あと5分」

「美麗!!起きなさい!!」

いきなり部屋のドアが


勢いよく開いた

「今日から新学期でしょ?

もう7時過ぎてるのよ」


お母さんの言葉に

私は飛び起きた