幸い、この控え室には私しかいない。 幾らしょうたろうのお父様は優しいといえど、こんなのバレたら終わり。 「もう一回、言って?」 深呼吸をしてしょうたろうを見る。 何て情けない顔。 「ごめ「もう一回、言って?」