「えー何?さっさと終わらせてよ‥」
なんて言いながらついて行くと、
着いたのは校舎裏。
見えるのは山口。


あ、フラグたった


すぐ、平石はどこかに消えてた。

「あのさあ、俺、お前が好きだ。…………付き合って?」


やっぱりね‥
校舎裏なんてうちの学校ではよく告白する時使う場所。
そうだと思った。

山口のこと、私はどう思ってるんだろう。
そう思ったけど、口は勝手に動いてた。

「いいよ。よろしく」



先生のことを完璧に恋愛対象から外すためにも、
山口を好きにならなくちゃ。