行く手にまだらがいることに気がついて

ちびはふるえあがって止まりました。



ちびの後ろから、

仲間も一匹こちらにやってきます。



まだらに気がついて

仲間も泳ぎをやめてとまりました。




まだらは身がすくみました。

こんなにちかづいてしまっては

またおそわれるかもしれないと思ったのです。



しかし今度は

まだらもようのその仲間は


まだらを見ても

おそいかかってはきません。



えもののちびとまだらをみくらべて

こまっているようでした。