5月も後少しで終わる頃。
夏らしさも本格化して来て、爽やかな風が吹き抜ける。
太陽の光をサンサンと浴び、皆これから始まる夏に思いを馳せる……私もそうだと思ってた………
な・の・に!!
「桃妃ちゃーーん!一緒にお昼ご飯食べよーーー!」
D組の教室の扉が開いて、子供みたいに顔を輝かせたB組の生徒。
ソイツが現れた瞬間、ビキッと私のこめかみに青筋が走った。
「も、桃妃……顔が女子らしからぬ状態になっちゃってるよ……」
真琳が口元を引きつらせ、私に言う。
それでも深い私の眉間のシワは、直らない。
夏らしさも本格化して来て、爽やかな風が吹き抜ける。
太陽の光をサンサンと浴び、皆これから始まる夏に思いを馳せる……私もそうだと思ってた………
な・の・に!!
「桃妃ちゃーーん!一緒にお昼ご飯食べよーーー!」
D組の教室の扉が開いて、子供みたいに顔を輝かせたB組の生徒。
ソイツが現れた瞬間、ビキッと私のこめかみに青筋が走った。
「も、桃妃……顔が女子らしからぬ状態になっちゃってるよ……」
真琳が口元を引きつらせ、私に言う。
それでも深い私の眉間のシワは、直らない。