心臓がドキドキバクバクと、ウルサイ位に鳴りまくっている。


ソッと頬に手を当てると、体育でグラウンドを走り回った時以上に熱く、まるで湯たんぽの様。


「なんだコレ………一体何なんだ?」


原因不明の症状に教われ、オレはパニック状態に。


ふと貰ったクッキーの袋を見つめると、さっきの女の子の笑顔が鮮明に頭に蘇った。


また体中の体温が急激に上がる上がる。


「なんだよコレ!カゼか!?保健室行った方がいいのか!?//////」


パニックで固まっていると、朋貴が下から姿を現した。


「アレ隼斗……?どうしワァッ!」