普段あんまり物事を深く考えないオレは、無意識に眉間にシワが寄る。


「んん~~~?」


オレが意味を理解出来てないと分かったのか、桃妃ちゃんの小さな手がオレの頭に乗っけられた。


「普段の明智 隼斗は、私の中じゃ明るくて無邪気で、天然でちょっと変わってるってイメージなの」


「変わってるって……変人って事?」


「じゃなくて………まぁいいや。変わってるってのは忘れて。でも時たま明智君、Sになるよね」


「へっ?」


S……?オレが?


自分じゃあそうは思ってないけど、桃妃ちゃんがそう言うなら、そうなのか?