お姉ちゃんの後ろから現れた2人に、私は思いっきりフリーズしてしまった。


「ごめんいきなり押しかけて…だけどどうしても話がしたかったから……」


「ちなみにオレは付き添いで来ました。コイツが珍しくスゲェ弱気だったもので」


うちに来たのは、私がたった今“好き”だと認めたばかりの明智君。


今日も短い金髪をツンツンさせた布施君も一緒だった。


「あっ…あっ…明智君……//////」


「オレと…話、してくれる?」


いきなりの展開に硬直する私に、明智君の真っ直ぐな瞳が向けられる。


私は無意識にコクン…と頷いていた。