段々桃妃ちゃんの体を覆ってるオーラが、まるで水がパキパキと凍って氷になってゆく映像と重なって見えた。
「ごめん明智君……私もう1人でいいから……」
「えっ!?でもまだオレ一緒に……」
「ごめん…1人で帰りたいんだ…じゃあね」
オレが何か返す前に、桃妃ちゃんは勢い良く走り出し、そのまま姿が見えなくなった。
オレは突然雰囲気が変わった桃妃ちゃんに呆気に取られて、追いかけられなかった。
もしもこの先タイムマシンが出来たのならば
オレは間違いなく、この時に戻ろうとするだろう。
掛け違えを、直す為に。
「ごめん明智君……私もう1人でいいから……」
「えっ!?でもまだオレ一緒に……」
「ごめん…1人で帰りたいんだ…じゃあね」
オレが何か返す前に、桃妃ちゃんは勢い良く走り出し、そのまま姿が見えなくなった。
オレは突然雰囲気が変わった桃妃ちゃんに呆気に取られて、追いかけられなかった。
もしもこの先タイムマシンが出来たのならば
オレは間違いなく、この時に戻ろうとするだろう。
掛け違えを、直す為に。