えええ!?なんか桃妃ちゃん、怒ってる!?


桃妃ちゃんの周りを覆ってるオーラが黒くて、冷や汗が流れる。


「も、桃妃ちゃん……?なんで怒ってんの?」


恐る恐る聞いてみるけど、返事は返って来ない。


挙げ句の果てにはフイッと目を逸らされてしまった。


「ねぇ、オレ何かした!?したんだったら謝るから、機嫌なおしてよ桃妃ちゃん!!」


もしやアレか!?やっぱりオレにチョコレートあげたくなかったのか!?


だったら返すから、桃妃ちゃん………


「――――笑ってよ……」


怒らないで。


泣かないで………