この日は、雨が凄く降っていた

傘を忘れた私は、走って病院までいった。

病院についた時にはお風呂上がりなみに濡れていた。

適当にハンカチで拭いといて母の病室に向かった。

それでも、濡れたことに変わりはない


母の病室は、一番奥。

「はぁ。 とおいなぁ」

とぼやいた。 全く、なぜ一番遠くにしたのか…。

と心の中でいらいらしてると

「びしょびしょだね。」

と後ろから聞こえた。