俺は初めてじゃない。
璃優の初めてを俺がもらっていいのか。


すごく不安だった。


でも、璃優がいってくれた。


「…ぁ…瑞樹…好き…」


俺の中で何かが切れた。

浴衣なんか脱がすの簡単で。
あっという間だった。






「んっ…みず…き…好き…」


「璃優…俺も好きだよ…」





「愛してる」




そう璃優に言った。








「璃優…大丈夫?」


璃優は泣いていたし…。
泣かすなんて俺…最低だな…。


「うん…本当に後悔してない?」


「まだ言うか!」


でこぴんをした。


「いたっ。」