『はぁ?紙で済ませてんじゃないわよ!喋ったらどう?何怖いの?』 喧嘩口調で挑発したらしい。 さすがに璃優も年上なわけで、落ち着いていたらしい。 "ごめんなさい。私喋れないの。" 『はぁ?なに、それで瑞樹センセイを縛り付けてるわけ?ハッ、バッカみたい。』 遠藤は気が狂っていた。 『瑞樹センセイは渡さない。特に貴方なんかに。瑞樹センセイは歌音のだから。』 璃優は唖然だったらしい。 聞いていて、想像はできる。