…!!



「璃優…?」



…璃優?


いってくれることを期待して璃優の言葉を待つ。


「どうした?…言いたいことがあるなら、何でも聞くぞ?」





微妙に震えた手で、ペンを握り、メモ帳に書こうとしてくれている。


左手で俺の服を握りながら。


書き終えたメモ帳を見てみると…。



…!!



やっぱり…


そうだよな…。



璃優…。



俺は嫌だよ?


どうして、一人で抱え込む。