それから1年。
俺たちは2年生になった。


そして今日も依頼が来ている。
依頼者は1年生。
爽やかなイケメンだ。

「「カっカツアゲ!?」」




「はい…」



どうやら今回はカツアゲらしい。



「何てやつらなの!人のお金を!」



騒ぐ美玲を横目に俺は話を進める。



「まあ落ち着け。そいつの顔覚えてるか?」



「いえ、でもうちの学校の制服でした。」



ということは、
うちの学校の生徒か。