「美玲行くぞ!岡っちもつれてきて!」


「う、うん!」



俺たちはすぐにその場所へと向かった。





「結衣!拓海くん!」




俺はその場をみた瞬間動けなくなった。


その光景は中学のときと全くおなじだった。
なんで…
なんで、拓海なんだ?



「ひどいケガだな。運ぶぞ、草太手伝え。」



岡っちの声がちゃんと入ってこない。



「そ、草太?」


俺の名前を呼ぶ美玲の声でやっと気づく。


「お、おう。」