私の抵抗もむなしくいとも簡単に私の唇は奪われた。






「んんん…!!」





しばらくしてからやっと草太の唇が離れた。






「えへへ~おやすみぃ」






そういってそのまま草太は眠ってしまった。






「え、ちょっと!どきなさいよ!」







うぅ、もう誰か助けて!!
この酔っぱらい!!!!
起きたらおぼえておきなさいよ。







ガララっ
保健室のドアが開いた。




「うあ~会議疲れた」





あ!!この声は!!




「先生!!」




私の声を聞きつけてかけつけてきた先生







「ん?美玲か?ってその状況どういう状況?」





「とりあえず助けて~!!!」






助けを求めることしかできなかった。