教室に帰ると、いつもの男女3:3の6人グループのあたし以外が待ち受けていた。

「流星…
はは、あたしはね、あんたにね、ははは…


ふざけんなーーー!!!

あたしをなんだと思ってるんだー!」

「いやー、思ったよりも絵梨香簡単に騙されたなーww
見てて超面白かったわww」
流星がケラケラと笑う。

「笑うなー、馬鹿野郎ー
このこのこのこのー!」

私は流星の頭をポカポカと殴った。

「あー、はいはいすみませんでしたー!
ったく痛っ!もうなんだよこの怪物は…」

「怪物だとぉ!もう一回言ってみろや!
あん?何だっ…