想い


君はわたしに
「好きな人はいるか?」と聞いた

どうでもいい話だった
君は話をつづける
どうでもいい話、
なのに
どうして どうして!

君は言う、
「結局は相手に好かれていなきゃ
意味ないけどね」
君は軽くわらった
私はわらわなかった

そばにあった花が
散ったような気がした

本当にどうでもいい
話だった