「それはそうとさ、紗良」

「…なに?」

「相沢くんに告られたんでしょ?」

「えっ!?」


な、何で知ってるの?

このことは誰にも言ってないはずなのにっ。

そう、私は春休み中、呼び出され告白されたのだ。