え?何、その反応。

「あ、いや…その…今のは、変な意味じゃなくて…その」

意外な反応に、ビックリし過ぎて僕の方があたふたしてしまう。


「フフ…あははは……」

「あ、ははは……」

振り向いた彼女の顔は、もう赤くなくて

ただ、なんだか可笑しくなって、自然と笑っていた。

笑うなんて、久しぶりかもしれない。

本当に、変なヴァンパイア。