何で今電話きったんやろ?

何で今こんなイライラしてんねやろ?

男ってのは、そうゆうもんやってわかってるはずやのに…
諒も女やったら誰でもいいんやぁ…

ゲートが見えてきた。


「待てや!!」
後ろから声がする……

振り向くと諒と優輝がユニバーサルのおっきい袋を両手いっぱいに持ってた。

ちゃっかりお土産も買ってるやん!

諒…「お前なんやねん?トイレとかゆって勝手に消えて…」

優輝…「なんかあったん?」
なんかあったんちゃうやろ?

諒…「黙ってたらわからんやろ?」

「萌〜」
笑顔で手を振る隼人だ…


隼人…「バイバイ!今から食い倒れ人形見てくるね?」

諒と優輝が隼人を睨み付ける…

萌…「うんっ!バイバイ!気つけてねっ?」

諒と優輝を無視して隼人に手を振る。

諒…「だれ?」

優輝…「あいつ標準語やったで?」

萌…「誰でもえぇやん?」


諒…「気悪いわ。帰るぞ」

萌…「一人で帰る。」

諒…「だまれや。」

諒に無理矢理腕をつかまれゲートを出た。


隼人たちを追い越し駐車場へ向かう。

隼人が見ていた。。。


恥ずかしい…
引っ張られてるねんで。
普通に手繋ぐんじゃあなくて腕をがっちり握られて。