「お邪魔します」

諒と優輝は、口々に言う。

リビングに行くと…

「いらっしゃい」

おかんが笑顔で向かい入れる。

諒…「初めまして。あのこれ、つまらないものですが、お口汚しにでもどうぞ。」


「そんな気使いなや?でもありがとう。二人ともあんたの彼氏か?んな訳ないな。」

笑いながら言う。


萌…「違うよ?地元の先輩や?さっき言うたやん?」
優輝…「春休み中僕らと一緒にいてるんで、心配しないでください!絶対なんもしないんで。」

おかんが笑った。

「そんな緊張するような母親じゃぁないよ?」


萌…「本間や!絶対なんもしないんでなんか普通言わんで?」

「その代わり約束だけ守って?諒君と優輝君やった?仕事は、朝からしっかり行く事!萌に中途半端な事は、せんといて!詳しく言わんでもわかるな?」