気づけばいつの間にか眠っていた。目を冷ますと右側には、諒が左側には、優輝が寝ていた。

三人ともベッドの下で布団もかぶらず雑魚寝状態。

床で寝ていたからか体が痛い。
誰も寝ていないベッドへ上がった。

一度起きると中々眠れない頭もまだｸﾗｸﾗする…目をつむりながら何度も寝返りをうっていた。
でもまだ酔っているせいか、また眠くなる…意識がもうろうとする…

ｶﾞｻｶﾞｻ…

誰かがベッドに入ってくる…
そして萌の頭を撫でている。
諒？

優輝？
優輝な訳…ないかぁ。

でも確認する事すらできないくらい睡魔に襲われてる…

その相手を確認する前に睡魔に負けてしまった。