優輝君の用意もできて3人は、家を出て車に乗り込んだ。

「萌電話したらなあかんのちゃう?」

諒が言う。


萌は、携帯を取りだしまみにかけた。

…でない。

「でぇへんからまた後でかけてみる。」


「わかった」
諒は、そう言うと車を走らせた。

向かった先はゲームセンター

「なぁ3人でプリクラ撮ろうや?」
諒が言う。


「お前本間プリクラ好きやな。」
優輝が諒に言う。

「思い出やん思い出っ!はい撮ろうっ」

っと3人でプリクラの機械の中に入った。

萌が真ん中で右側は、諒で左側は優輝君。

二人がコソコソ話している…

っと3、2、1…カシャ。機械が言ったとたん二人にホッペにキスされた。

「っえ?まぢびっくりしたって」

萌は言う。

「顔赤いで。」

二人に冷やかされる…


二人のキスのせいで後のプリクラは、3人ともまともに写ってない。

笑いすぎてはみ出てる諒。
冷やかしてくる優輝は、背中しか写ってない。


萌は、照れて拳を振り上げて写ってたりで、グダグタなプリクラ。

4枚中3人がまともに写ってるのは、キスのだけだった。

ラクガキも終わりプリクラが出てきて諒が爆笑する。

「なに?」

萌が覗き込む。

拳を振り上げた萌の顔に血管マークを何個も…
笑ってる諒の顔には鼻血スタンプ…
背中を向けて写る優輝の背中には、"この女まぢ最強"の文字が…

それを見て萌も爆笑した。
「なぁボーリングいこや?」

諒が言う。