「なぁ優輝君ってどんな人?」


「優輝なぁ〜男前やで?」


「名前と顔が一致せぇへんねん…色白い?カラオケきてた?」

「色白くないしカラオケも来てなかった。あいつずっと地元いてなかってん。女と同棲してたけど別れて戻ってきたみたいな。」

「そうなんやぁ。」

「ついたで。」

車の中で話しているとあっと言う間についた。

「あいつおるかなぁ?」

っと諒がチャイムを鳴らしながら言う。

ガチャ。

「はい。」

「諒やけど優輝帰ってますか?」

はいって出たの優輝君じゃあなかったんやぁ…
お父さんにしては、若すぎる声…

「優輝今風呂入ってるから中はいっときや?開いてるわ。」

「はぁい。」

諒は、玄関に手をかける。

「今の誰?」

「優輝の2つ上の兄貴やで。」

「そうなん。」


「入れや?」

っと玄関を開け中に入った。

「お邪魔します。」
小声で言う。

諒の後を付いて行き優輝君の部屋へ入った。