携帯の話題はなくなり、萌の高校の話しになった。

「高校って共学??」


「そうやで。いいやろ?」


「よくないわ。共学は、もめ事多いで。」

「高校行ってないのになんでわかるんよ。」


「俺には、何でもわかるねん。」


「めでたい人やな。」

っと二人の会話を邪魔するように萌の電話が鳴る―

着信―まみ

「もしぃ今なにしてるん?」

「今友達とゴロゴロしながら話してるよ。」

「友達って男やろ…」

「なんでなん?」

「だって萌は、女の友達とおるときちゃんと名前言うけど、男とおる時はゆわんもん。」

「っあ!!ほんま?んな事ないで。」

「んで誰?誰と一緒なん?」
「誰でもいいやん。」

笑いながら萌は、言う。


「ゆわれへん相手なんや。」

まみは、ひつこい…

言い出したら聞かない…

「諒やで。」

「どこのりょうや?」

「3つ上の…」


「長瀬 諒????…んな訳ないよな?」


「んな訳あるよ…」


「まぁ〜じぃ〜でぇ〜?なんでなんでなんでなん?」

まみは、興奮している。