マンションの下で諒と女が言い合いしている。

言い合いとゆうか、女が泣きながら一方的に諒を詰めてる。

素通りしようと横を通ったら

「お前どこいくねん。部屋いっとけや。」

諒が言う。

萌は、諒を無視し歩き始めた。


「いかんといて。」
女が泣き叫ぶ…


「待てゆうてるやん。待てや。」

諒に腕を取られた。

「離して。」
諒の顔を見ずに言う。


「ちゃんと事情話すから待って。家帰ろ?」

カチカチヒールの音が聞こえる。女が後ろから来てる。

「誰なん?あんた。」

女が言う。

「誰でもいいやん。」

諒が言う。

「こいつに聞いてんねん。」
黙っていた萌が口を開いた。

「誰でもえぇやんけ。人の事聞く前に我がの事ゆえば?まぁあんたの事なんか知りたないけど。」


っと言葉を吐き捨てその場を離れた。


諒は、女に腕を捕まれていたが振りほどいて萌を追ってきた。