みんなは、もぅグダグダ…

萌も、気分が悪くなりみかとまみに声をかけジャケットとカバンを持ち部屋を出た。

とぼとぼ歩いてると…

「ねぇちゃんこんな遅くに一人で歩いてたら危ないで。」

後ろから声がする。

うわぁ…ナンパ?

無視無視。無視しながら歩いてると…

萌の前に立ち。
「コラァーお前無視すんなや。」

諒君だった。

「何ひとりで帰ってんねん。ナンパを萌みたいに無視してたら逆ギレするやつもおるねんから。世の中怖いねんで。」


「そぅですよね。」


「そぅですよね。ちゃうで!声かけられてハイハイ付いてく女は、論外やけどなっ。けど夜は女一人で歩いたらあかんで。送ったるから。」


「っえいいですよ。」


「よくないから…なんせ送る。酒飲んでるから車じゃぁないけど、タラタラ歩いて帰ろか。」


「はい。」


「なぁ〜腹へらん?」

「う〜ん減ってないですけど前に出されたら食べますよ。」

「それ減ってるってゆうねんで。萌って見た目と中身ギャップありすぎ!!」


「っえ?どうゆう意味ですか?」


「なんか見た目は、しっかりしてそぅゆうか、何て言うたらいいんやろ。なんせそのギャップがぐぅ〜。」


っと諒君は、親指を立て顔をクシャっとして笑う。