二人に挟まれて気まづい。


たつ君は、ひたすら話しかけてくる。

それを中断させるかのように諒は、耳元で

「お前の話しおもんないんじゃ!言うたれ」

と呟いてくる。

「ムリムリ」

っと耳元で返す。

飲んでるからかトイレが近い…

気まづいしトイレに立つ。

トイレをすませて部屋に戻ろうとしたらトイレの前にたつ君が立ってる。


「吐いたんか?」

「ううん。オシッコやで。」

「今男おらんのやろ?」

「居てないよ。今は、いらんかなぁ。」


「俺と付き合ってや。」

「今は男いらんから…」


ひつこい……

何十回男いらん言うたか…何度も断ってると

ドスッ。


「っあ!!」

萌が口を開けたまま。


「今えぇー音したな。俺K-1選手なろかなぁ。」


「なんやねん。お前めっさ痛い。」


諒君がたつ君を蹴り倒した。


「だってひつこいもん。ひつこい男は、嫌われるで?なっ?」

「っあ!う、う、う〜ん。」

はいそうですなんか言われへんかった一応先輩やし。
「なら気持ち切り替えて部屋に戻ろうか。」


っと諒君の一言で部屋に戻った。