よく見ると、やっさんがアルバムに笑いかけているように思えた。

「やっさん今日は、帰るな??またみんな連れてきてもいい??」


「みんな……?」

やっさんが不安そうな顔で聞く。


「そぅ!!!やっさんの生徒やで!だから待っててねっ」

萌が笑いかけ病室をでた。

病院を出て歩いてると電話がなった

―着信―

みのる

「はい。」


「お前今どこいてんねん??」

「今やっさんの病院の帰りで家帰ろうとしててん。」

「病院かぁ。みんなでカラオケで打ち上げするけどこいや???」


「なんの打ち上げやねん。」

「まぁなんでもいいやん。今どこ歩いてるん??迎え行くわ。」

「もぅすぐ学校やから学校の前におるわっ。すぐ来いよ。」

「うぃ。わかったよ。ほな」

っと電話を切りみのるを待つ