一人の部員が今まで見たことのないような恐ろしい笑顔でそう言った。


そして次には


ダンー!!!


俺の体は無理矢理床に叩きつけられた。


「…くっ」


痛みに堪えて顔を上げるとあっという間に次の一撃が俺の腹部に入った。


「…っ」


意識が飛んでしまいそうになる。


…信じられない。


何が起こってんだよ!!


元々小さな俺の体は4人がかりでの攻撃に敵うはずもない。


次から次から飛んでくる蹴りや殴りにただひたすら堪える。


それしかできなかった。