同じ時期、阿部が告白された。

皆の目の前で告白されてしまいだいぶ挙動不審になっていた。

迷っていたものの最終的には振っていた。



暫くして今度はみつが阿部を好きだと言う事が発覚した。
僕も最初は応援していたが、阿部がそれを嫌がっている事を知った。
どこへいくにも気がつけば後ろの方にいたり、半端じゃないガン見。
それをストレスに感じていたのだ。
告白するなら告白して欲しい、遠回しなアプローチするならいっその事話しかけて欲しい。と言っていた。

結局みつは阿部に告白しないまま夏休み、文化祭が終わった。

さっきから告白の話しかしてないけど自慢じゃないからね。
なにより僕らにとって、マスクしていて、告白される、と言うのは余り嬉しいものではなかったのだ。