あたしに気づい たのか、あいつは あたしの方を 向いてきた。 まさか声をかけ られるなんて 思ってなかった あたしは… 「おっおはよ!!」 失敗……。 「おぅ」 「こんな朝早く から練習??」 「まぁな。これ 誰にも言うんぢゃ ねーぞ?」 「え、なんで?」 あたしが疑問形で 返したら、あいつ は口を濁した。 なんか変なあいつ。