着いたのは、体育館裏。





何の話をするのか分かってしまった。









そして、私の予想通りの言葉をキミは言った。


「俺、吉澤のことが好きだ。俺と付き合ってください。」

そう言ってキミは頭を下げた。



一瞬、その子は驚いた様な顔をしたけど
すぐに、満面の笑みで


「よろしくお願いしますっ。」

そう言った。


「よっしゃ~っ‼」


そう言ったキミも、満面の笑みで。














本当に好きなんだな、ってことが改めて分かる。