『パパは…?』

「えっ…あっ…あぁ…。」

「来週の日曜日四人で食事しましょ?」

『…はぃ。喜んで…。』

「やった♪」

それからいろんな事を話して

麻理さんは帰って行った。

「紫苑…『大丈夫だよ…。蒼とは別れたから♪』

私はパパの言葉を遮った。

『じゃぁ、お風呂入って寝るね♪おやすみ♪』

ガチャ

私はお風呂に入り、

自分の部屋に戻った。

結婚したら

蒼とは義理の兄妹になるんだ…。

こんな感情を抱いていたら

いけないんだ…。

私はベッドの中で泣きながら

眠りについた。