蒼に聞いてみよ…。

その答えが最悪な結末でも…。

でも、パパが付き合っている人は

全然関係ない別の人かもしれなぃ。

そんな事を考えながら、

駅についてしまった。

蒼に会ったら、聞くんだ。

蒼に会ったら、聞くんだ。

自分に言い聞かせていると、

「なぁに難しい顔してんの?」

『うわぁっ!』

蒼がいきなり声をかけてきたから

すごくビックリした。

「そんなに驚くかぁ?クスッ」

『…ごっごめん…。』

「なんか元気なくなぃ?大丈夫?」

『大丈夫だよっ♪』

「そっか…」

ちょうどよく、電車が来た。

私たちは電車の中でも

会話がなぃままホームに

ついてしまった。

いざ、聞くとなると

やっぱり怖くて聞けない。

まだ決まったわけじゃないのに…。

はぁ…

ピロリロリン〜♪

私の携帯が鳴った。

開くとパパからの

メールだった。

内容は

〔今日、麻理さんが家に来るから早めに帰ってきなさい。]

麻理さん…。

まだどんな人なのか

わからない…。

パパが好きになる人だから

きっと言い人なんだろぅな…。