俺は紫苑を抱き締めた。

「…守ってやれなくてごめん…。」

俺は紫苑を守る事が

出来なかった…。

『ううん…助けてくれたじゃん。』

「でも、殴られただろぅ?」

『こんなの大丈夫だよ…』

「保健室行こう。」

『うん。』

俺は紫苑の手を引いて

保健室に、行った。

ガラガラ〜

保健室には先生がいなかった。

「俺が手当てするからそこに座って。」

『うん…』

俺は湿布を持って

紫苑が座っている、イスに行った。

ペタッ

『冷たっ!』

「…あはは♪お前の反応好きだよっ…」

『…//////』

紫苑の顔が赤くなった。

「紫苑…」

俺たちはしばらく

見つめあっていた。

どちらかともなく

俺と紫苑はキスをした。