私と比呂ちゃんは
近くのベンチに座った。
「で!王子とどうなったの?(ニヤッ」
『付き合う事になりました///』
「きゃぁぁぁぁぁ!すごいじゃん!!告られたの!?」
『…ぅん///』
「きゃぁぁぁっ!すごい!いいなぁー!私も彼氏欲しいよっっっ!」
昼休みの間は
比呂ちゃんからの
質問攻めだった。
昼休みが終わり
午後の授業が始まった。
私はずっと蒼の事を考えていた。
蒼が私の事を
好きなんて夢みたぃ…。
でも、付き合うって何するの…?
一緒に帰ったり
一緒に遊んだり
キスしたりとか?
それ以上の事も?
『無理だよっっっ!』
あっ!やばっ…
「何が無理なんだ?藤崎。」
『すいません…』
クスクスっ
うぅぅ…
みんなに笑われた…。
つい、口に出しちゃった…。
でも…私には無理だよ…
ヤった事なぃし…
蒼は慣れてるよね……。