『分かってるくせに!』

「わかんねぇなぁ♪…返事しろよ。」


絶対わざと言ってる!


もぅ、言うしかないよね?

『……も……いが…好き。』

『は?聞こえねぇよ。」

うぅぅぅ///

よし…

『私も!蒼が好き!!///』

私は顔を真っ赤にして

叫んだ。

「バカっ!声でけぇよ!」

『だって聞こえないって言ったじゃん///』

『その顔そそられるんだけど♪』

『バカ蒼!』

「紫苑…」

『え?』

私は上を向いた。

蒼の顔が近づいてくる。

私は自然と目を閉じた。

チュッ

『…んっ…』

きゃぁぁっ!

変な声出ちゃったよ!

今までとは違うキス…。

3度目のキスは


心が通じ合ってるだけで、


こんなに幸せなキスになるんだ。