食事の後は、ゲームセンターに行ったりショッピングしたりと、結局何も進展なく三日目も終わろうとしている。
正直光輝君をどうしよう。
親御さんに帰すべきだけど、光輝君は帰るつもりがない――というか捨てられたというし、りりが発見した時の状況を思い返せば素直に親元に帰ると思えない。
ていうか、このまま解放してもうまく年上のお姉さまに拾われて、うまいこと生活できそうな気がしてならない。それだけのスキルと顔がある。
とはいえ、常識的に考えて子供は親元で生活するのが普通だし、そうできないにしてもきっちり話していただく方がいいだろう。
…光輝少年の話が全て本当だったらの話だが。
「ねぇ、めーちゃん」
「なに、りり?」
今はレディースのファッションのコーナーで二人で服を見ている。
向かいの雑貨に気になる商品があるとかで、光輝君とは別行動している。
「明日さ、りりーの彼氏と会わない?」
私は見ていた服をラックに戻す。
「何で?」
どうして私がりりの彼氏と会わねばならない。
正直光輝君をどうしよう。
親御さんに帰すべきだけど、光輝君は帰るつもりがない――というか捨てられたというし、りりが発見した時の状況を思い返せば素直に親元に帰ると思えない。
ていうか、このまま解放してもうまく年上のお姉さまに拾われて、うまいこと生活できそうな気がしてならない。それだけのスキルと顔がある。
とはいえ、常識的に考えて子供は親元で生活するのが普通だし、そうできないにしてもきっちり話していただく方がいいだろう。
…光輝少年の話が全て本当だったらの話だが。
「ねぇ、めーちゃん」
「なに、りり?」
今はレディースのファッションのコーナーで二人で服を見ている。
向かいの雑貨に気になる商品があるとかで、光輝君とは別行動している。
「明日さ、りりーの彼氏と会わない?」
私は見ていた服をラックに戻す。
「何で?」
どうして私がりりの彼氏と会わねばならない。