しばらく質問攻めが続き、落ち着いたところで携帯震えた。



確認すればりりからメールだった。





[用事済んだよ~★もうすぐそっちつくから、お昼外で食べよーよ]



…なんと勝手な。



思わず脱力すれば、光輝少年にどうしたのかと心配され、りりからの誘いのメールを見せた。



光輝少年が反対すれば少しは救われたが、





「いいですね、行きましょ~」




そんな展開になるはずなかった。


というより、全然堪えてない。




正直光輝少年のことがよくわからない。


敬語のスタイルはなかなか崩さないし、子供っぽいところもあれば妙に大人びているところもあるし、微妙なラインで壁を感じるし。




光輝少年の扱い方を考えながら、とりあえず昼の街にくりだした。