「りりーはぁ…そうだなぁ。猫?…んー、うさちゃん?」


「それっぽいですよね、あ、おみやげあるんですよ。じゃあああん、うさぎでーすっ」



「にゃあああああ、かわいいぃぃ~」



光輝君から例のうさぎのおみやげを受け取って感激するりり。


美少女とウサギ。


うんまあ、似合う。

はたから見ればカワイイ。

素敵な組み合わせだ。





だが、ちょっと待て。




おかしいだろ、明らかに!





「ちょっと、おかしいから。あんた人間でしょ」


「んー?でも、おいてくれないならもうペットでいいよ。うさちゃんね」


「じゃあ、僕は犬ころで。わん」
「おいこら、奇人ども」




だが二人の意識はすでにうさぎにいっていて、反応もしない。






何たることだ。


うさぎの逆襲…。