「ていうかめーたんがあきらえればいいんだよ」




…もう何言ってるかわからないわ、この酔っ払い。




冷めた目でりりを見ていると、横からうんうんと光輝少年が頷く。




「そうですよ、めーちゃんが諦めて僕とりりーさん引き取ればいいんですよ」



「犬か猫じゃないんだから、勝手なこと言うな」





冷たく言ってやった。



二人は黙り込んだので、どうやら成功らしい。

やっと答えたかこの奇人ども。ふう。







「……そっか」










ぽつりとりりが呟いた言葉の意味がわからず、私はりりへと目を向けた。



りりは、何か目を輝かせていた。





「そーだよっ、りりーと光輝君をペットと思えばいいんだよっ」







はあっ!?