「何妄想したの」
「いや、あの、してません!」
「ふーん」
興味なさそうに返事するものの、だんだんと近づいてくる。
な、なんか今日の蒼は意地悪だ。
「妄想してたようなこと、する?」
「ややややや、だからししししてないって!」
「冗談」
…涼しそうな顔しやがって!
あっさり離れた蒼はさっきまで座っていたソファーに座り直した。
くっそー、私ばっかり振り回されてる!
なぜか対抗心を燃やした私がいた。
(正反対の性格だけど、実は似たもの同士。)
、
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…