キーンコーン、カンッ、コーン・・・


絶対チャイムおかしいよなぁ、なんて思いつつ、保健室へと続く廊下をゆっくり歩いていく。


階段に来たとき、元気が取り柄の私でも、やっぱりクラッときた。



「やっぱ、美零ちゃんに着いてきてもらえば良かった、かな。」





本気でやばい、かも。



階段の手すりに掴まり、座り込む。