カランカランと、景気の良い音が再び鳴り響く。
…と共に狛枝さん特製ブレンドコーヒーの香りが
再び蘇る。やっぱりいいにおいだなぁ。
「梨絵、お前ちょっと遅れてるじゃん。どうしたんだ??顔も赤いし。」
「へっ。そうなの!?」
「熱でもあるんじゃないか…」
そう言いながらあたしの額に手をあてる。
「こっ まえださん「ん~」」
(人の気持ちも知らないで。もう)
「37.6℃。ぐらいかな。帰った方がいいぞ」
ありゃ。熱だしちゃった。恋の病気みたいな。
でも、お店休んじゃうんじゃないかな。
でもでも。狛枝さんに迷惑かけちゃう。…ヤダヤダ!!
「なぁ。帰ったほ「いいえ!やりますっ!やらせてくださいっ!!」」
「…やれやれ。」
セーフ、セーフ。
やれやれ、という顔で看板を“Open”にした。
暫(しばら)くするとちらほらとお客さんがやってくる。
「いらっしゃいませーっ。」
「ハァーッ、ハァー…」
(うわ。かなりヤバい人が来た…ヲタクだよ、こりゃ。)
梨絵が言うことじゃありません。
「(笑顔笑顔。)あのっ、ごちゅうもんは…」
「…………。ちゃ、を」
「えっ??お茶ですか、」
「…梨絵ちゃんを、ちょうだああああぁぁぁぁい♥♥!!」
「きゃあああああああぁぁぁぁああ!?」
バーン!!
「「!?」」
…と共に狛枝さん特製ブレンドコーヒーの香りが
再び蘇る。やっぱりいいにおいだなぁ。
「梨絵、お前ちょっと遅れてるじゃん。どうしたんだ??顔も赤いし。」
「へっ。そうなの!?」
「熱でもあるんじゃないか…」
そう言いながらあたしの額に手をあてる。
「こっ まえださん「ん~」」
(人の気持ちも知らないで。もう)
「37.6℃。ぐらいかな。帰った方がいいぞ」
ありゃ。熱だしちゃった。恋の病気みたいな。
でも、お店休んじゃうんじゃないかな。
でもでも。狛枝さんに迷惑かけちゃう。…ヤダヤダ!!
「なぁ。帰ったほ「いいえ!やりますっ!やらせてくださいっ!!」」
「…やれやれ。」
セーフ、セーフ。
やれやれ、という顔で看板を“Open”にした。
暫(しばら)くするとちらほらとお客さんがやってくる。
「いらっしゃいませーっ。」
「ハァーッ、ハァー…」
(うわ。かなりヤバい人が来た…ヲタクだよ、こりゃ。)
梨絵が言うことじゃありません。
「(笑顔笑顔。)あのっ、ごちゅうもんは…」
「…………。ちゃ、を」
「えっ??お茶ですか、」
「…梨絵ちゃんを、ちょうだああああぁぁぁぁい♥♥!!」
「きゃあああああああぁぁぁぁああ!?」
バーン!!
「「!?」」