指輪を渡された。
君の目が涙で溢れてた。
「もう、好きじゃないの」
俺が、君の助けにならないってこと?
「だから、別れて?」
何故、涙をこらえながら言うの?
何か隠してるの?
俺じゃ、駄目なのか?
”別れない。何があったのか知らないけど
その事は言わなくてもいいから。
でも、そばにいさせて?”
これが俺の本心。
数日後。
君は出掛けたまま帰ってこなかった
電話がかかってきた
病院からだった。
え?
君がいなくなった。
写真縦のそばに指輪があった。
ありがとう
そう書いてあった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…